マシニングをひたすら動かす

金型を作るために一番必要なのは
マシニングセンターです。

エンドミルという刃物をつけて、
CAM(Computer Aided Manufacturing)というソフトで
加工プログラムを作り、マシニングを動かします。

このマシニング、油と電気があれば
24時間動き続ける大変な働き者です。

昨今、働き方改革として
残業をできるだけしない時代になりました。
弊社でもできるだけ残業しないよう、
業務の効率化を努めています。

しかしながら現実問題、
納期を間に合わせつつ
毎日定時上がりをしよう、というのは
実際にやろうとするとかなり難しいです。

そうすると、どこで一番時間を有効に使うか、
そこに頭を使うわけですが
ここで戦力になるのが、
このマシニングセンターです。

昼間の日中に手のかかる段取りなどをこなし
帰り際にエンドミルをセットしたら
夜中にずっと動くようにするわけです。

この段取りが勝負どころです。

でもこれができるようになると、
生産効率はものすごく良くなります。

そのために必要なものは何か。
毎日がその段取りを考える繰り返しになります。

自分が削らず、機械に削らせるわけですから
かなりの想像力を働かせる必要があります。

なので、前日にセットして翌朝、
削り終わった型が予定通りに
綺麗に仕上がったのが確認できると
内心、ニヤリとなってしまうわけです(笑)

今日も元気に金型作ってます!

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